
年史制作の流れ
年史制作には様々な想いや目的がありますが、過去を総括し未来に繋げていくことも一つの目的ではないでしょうか。
企業様がどのような考え方で経営判断をし、歩んできたのかを整理することで、会社の存在意義を再確認することができます。
こちらでは、年史制作の一通りの流れについてご紹介します。
一般的な年史・記念誌の制作手順
1.構成案の作成
編集方針に基づき、年史の骨組みともなる構成案を作る。
2.資料収集
必要と思われる資料リストを作成し、収集する。主に既刊年史・事業報告書・各種議事録・会報・各種計画書・会長の年頭所感・写真など。
3.資料作成
歴史の流れを把握するための素年表作り・記述内容の確認・仮目次の作成・執筆要項などの作成。
4.調査・取材
資料不足の項目があれば調査・取材を行う。
5.撮影・複写
写真の撮影や、必要に応じて資料写真の複写を行う。
6.一次原稿作成・確認・修正
資料に基づき、一次原稿を作成する。文章の確認をして、必要であれば修正を行う。
7.二次原稿作成
執筆要項との対応・用字用語の統一を行い、二次原稿を作成する。
8.著作権・版権などの確認
写真や引用文、図版などが著作権・版権に触れていないか確認する。
9.二次原稿の確認・修正
文章の確認をして、必要であれば修正を行う。
10.フォーマット・装丁案の作成
本文の基本フォーマットを作成する。表紙まわりのデザインは、耐久性と年史の品格を考慮して行う。
11.レイアウト・確認・修正
フォーマットに従いレイアウト・組版をする。写真や図版の確認・データ欠落の確認・文字校正などを行う。必要であれば修正する。
12.校了・製版
構成や目次と本文の確認など、一冊の本として最終確認を行う。その後、印刷のための版を作成する。
13.色校正・青焼校正
写真の色味の確認や、全体的な最終確認を行う。
14.印刷・製本
印刷・製本レベルの最終確認を行い完成。
福岡にあります吉田デザイン室では、オリジナリティあふれる年史をご提案致します。
他にも学校史や病院史なども手掛けており、最良の年史になるよう総合プロデュース致しますので、ご要望や条件などがあればぜひご相談下さい。
